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鈴木大拙館

2019.12.02NEW

こんにちは。設計スタッフの本田です。

先日出張で金沢に行ってまいりました。
金沢に来たからには建築も色々見たいと思い、21世紀美術館は前回行ったので今回は谷口吉生設計の『鈴木大拙館』に行ってきました。

鈴木大拙は金沢市生まれの世界的な仏教哲学者で、館内は鈴木大拙を知る「展示空間」、鈴木大拙の心や思想を学ぶ「学習空間」、
それぞれ自らが考える「思索空間」の3つの空間で構成されています。

世の中に著名人や文化人の記念館は数あれど、このように対象の個人を深く理解し、
空間・建築の在り方にまで落とし込んでいるものは少ないのではないでしょうか。
入館前から期待が高まります。

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↑ファサード

玄関から入ってすぐの廊下から展示空間まではダークトーンの壁・天井と外光・間接光のみで構成された
かなり暗い空間で、外界から一旦離れ、心を落ち着かせる意味があるように感じました。

学習空間では鈴木大拙の著書から、中には葉っぱのフレディのような絵本もあり、来館者それぞれが内省できるような構成でした。

最後に水鏡の庭に出、急に開けたような感覚になります。
回廊を歩き、思索空間へ。

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↑思索空間と水鏡の庭
ちょうど借景の紅葉が美しく、静寂のひとときでした。

見終わった後は寺社仏閣を訪れたような感覚になりました。
現代建築を訪れてこのような感覚に陥ることはなかなかなく、また是非訪れたいと思いました。
(ちなみに来館者は欧米系の観光客がほとんどでした。)

今回は時間がなく行けませんでしたが、次回は今年オープンした谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館も是非行ってみたいと思います。

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